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2005/05/11

『はいからさんが通る』と打ち切り(2)

 5月2日に書いた『はいからさんが通る』の話題の続きです。ファミリー劇場で『はいからさんが通る』を観てから、気になったところがあって、原作を古本で買ってきました。思った以上にアニメ『はいからさん』は、原作通りですね。以下は気になった部分について。シベリアで紅緒が自殺しそうになったところで、これで最終回だとばかりに劇中でエンディングが始まったりするんですけど、これも原作にあるんですよ。原作だと、小さい1コマで、「これにて完結」みたいなギャグでして、それを膨らませている。それから、アニメのラス前で紅緒と環がUFOを目撃して(実は飛行船)、環が「あたし、降ろさせてもらうわ。こんな冗談のきついTVマンガイヤよ」と言って、TVの画面から外に出ようとするギャグがあります。「TVマンガ」ってのがいいですよね(笑)。これも原作にありました。原作だとマンガのコマから外に出ようとするんですね。アニメでは、更にどこかの部屋で、TV画面から環が出てきそうになっているのを酒呑童子達が見ているという謎カット付き。
 原作者・大和和紀の別作品「紀元2600年のプレイボール」に、『はいからさんが通る』の打ち切りについて書かれていると聞いて、これも単行本を買いました。話題の部分は単行本2巻のP182「作者からの一方的なお返事コーナー」。読者からの質問に答えるコラム(?)のひとつです。大和さんにとってもアニメの終了は残念な事で、なんとか続けてほしいとお願いした、とあります。最終回まであと2本というところで、ストーリー展開をどうるするかの相談を受けた。2回で無理に最後までやってストーリーを壊してしまうくらいなら、途中で終わるかたちにするのもやむをえないだろうと答えた。だいたい、そんな内容です。「ラスト2本で相談」という事は、やはり急に打ち切りが決まったという事なんでしょう。
 さらにそのコラムで、アニメージュの打ち切りについての記事が話題になっていたので、チェックしてみました。1979年4月号(vol.10)のP46に掲載された根来昭プロデューサーの談話です。内容はだいたい大和さんのコラムと同じで、番組終了が残念だと語っています。根来さんのコメントで気になったのが「残念なのは、予定より10本も早く終わってしまうことです」という部分。アニメは前にも書いた通り、紅緒と記憶を失った少尉が再会したところで、終了しているんですが、それは原作の中盤なんですよ。「予定より10本も早く」という事は、いずれにせよ、原作を最後までやる予定では無かったんですね。
 
※この項は後で微妙に書き足します。

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