フィルムとDVD
アニメの話題じゃないですけど、昨日、新文芸坐で「鞍馬天狗 角兵衛獅子」(1951・松竹)と「鞍馬天狗 天狗廻状」(1952・松竹)を観てきました。「美空ひばり映画祭」というプログラムなんですよ。仕事があったのと、以下に話す理由で「天狗廻状」は途中までしか観なかったのですが。
「角兵衛獅子」は35ミリのフィルムがなくて16ミリでの上映。これは事前に告知されていた。「天狗廻状」の方は手配したフィルムの状態が悪かったので、急遽、DVD+プロジェクターでの上映となりました。「角兵衛獅子」の方は16ミリである上に、フィルムの状態があまりよくなかった。特に1本目ロールが厳しくて、オープニングで、大きめの文字で表示されているスタッフクレジットが読めないくらい。で、「天狗廻状」の方は観やすかった。やっぱりDVDっぽい質感が感じられる部分はありましたが、画面がずっとクリアだった。
以前にも新文芸坐は、DVD+プロジェクターで映画を上映した事があります。僕が観たのはオールナイトの「地下鉄のザジ」でしたが(新文芸坐としても初のプロジェクター上映だったそうです)、これも相当に綺麗でした。
DVD上映の方が、状態のよくないフィルムよりも綺麗かもしれないという事実は、ちょっとショックですね。だけど、少なくとも古い映画は、フィルム上映の方がいいと思ってしまうのは、今までの映画体験(と言うほど、映画を観ているわけではないのですが)に根ざしたノスタルジックな思いなんですかね。
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さて、今日から、WEBアニメスタイルはリニューアル4週目です。
今週もよろしくお願いします。
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コメント
はじめまして。いつも楽しく拝見しております。
文化映画・科学映画など、ほとんどソフト化されていないジャンルを調べるため
に、今年から日比谷図書館の16mmフィルムライブラリーを利用して「短篇調査
団」なる上映会を始めたのですが、カラーの作品はどんなに保存状態が良くても
30年以上経つと褪色してしまうようで、そうなるとネガテレシネしたビデオの
プロジェクター上映の方がはるかに良い!!というのが正直な感想です。
(先月お借りした森康二さんの『子うさぎものがたり』のように、白黒作品なら
あまり問題はないのですが…)
ただ、16mm映画というメディアが、ソフトはもちろん映写機などのハード面でも
「いつまで保つか」という状況になってきていますので、できる限り上映会を続け
て、面白い作品を発見していきたいと思っています。
投稿 shimizu4310 | 2005/06/21 00:09