『電脳コイル』凄いですよ
先日、NHKで行われた試写会で『電脳コイル』1話と2話を観てきました。素晴らしい仕上がりでしたよ。トータルでの印象としては「観た事のない新しいアニメ」。新しいし、面白いし、分かりやすい。設定的には難しい事をやっているんだけど、その設定が分からなくも面白い。大人が観ても、子供が観ても楽しめるのではないかと。凝ったものを作る人にありがちな「一見さんお断り」な感じがない。監督としても、磯光雄はホンモノでした。
磯さんと本田さんの仕事ですから、当然、作画の仕上がりはバッチリ。2話も相当に見どころがありますが、1話は超作画アニメ。どこからどこまでが磯さんの仕事で、本田さんの仕事なのかが気になるところ。2話は山下高明さんがレイアウトで大活躍。
そんなこんなで大絶賛です。
考えてみれば、去年の一時期、マッドハウスは『時をかける少女』『パプリカ』『ハイランダー』『レッドライン』『ケモノヅメ』『デスノート』『NANA』……といった作品と、この『電脳コイル』を同時に作っていたわけで。昨年が、マッドハウスの何度目かのピークだった事を実感しました。
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