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2008年5月12日 (月曜日)

【少女革命ウテナ】「少女革命ウテナ いつか革命される物語」の資料集

20080511


 写真はゲーム「少女革命ウテナ いつか革命される物語」の資料集。CDサイズの小冊子で、ゲーム自体の初回特典だったのかな? これも先日の打ち合わせで発掘したもの。
 
 ゲームのスッタフは、監督が桜井弘明さん、脚本が大河内一楼君、作画監督が林明美さんと強力なメンバー。大河内君はアニメ脚本家としてデビューする前の仕事となる。Wikipediaによれば、僕の役職は企画協力・監修だったらしい。ビーパパススタジオのメンバーが作画に参加しており、12月にTVシリーズが終わって、その直後にゲームの作画にインした記憶している。準備期間に時間がかかってしまったため(スイマセン)、TVシリーズのスタッフが作画に参加する事ができたというわけだ。それは当時としては画期的な事だったはず。
 このゲームは内容もきちんとできていると思うけれど、それとは別に、パロディチックなオープニングムービーが傑作。特に長谷川眞也君が描いた冬芽、暁生の男性ヌードは強烈だった(特に暁生のでかい乳輪が。笑)。『少女革命ウテナ』ファンで未見の方がいたら、是非一度、観ていただきたい。
 
 この小冊子の内容は、ゲームのために描かれた原画が中心。桜井さんのコメント、美術ボードもあり。それからニュータイプの付録のために長谷川君、長濱博史さんが描いた原稿の再録もあり。ページの四隅がパラパラ漫画になっていたりして、楽しい一冊だ。暁生のでかい乳輪の原画も掲載。この冊子も僕は編集をやっていないけれど、よくできている。
 
 桜井さんのコメントを読み返してみたんだけど、僕が桜井さんを『ウテナ』に誘った時の話にも触れられていた(コメントには「小黒祐一郎の『幾原邦彦ってこんな人』大会!」が催されたとある)。そういえばそんな事もあったなあ。一緒に佐藤竜雄さんもビーパパススタジオに来てもらったんだ。竜雄さんは『ウテナ』には参加しなかったけど、時々、ビーパパススタジオに遊びに来てくれていたらしい。ちょっと懐かしい。


▲それがそのゲーム「少女革命ウテナ いつか革命される物語」。中古品に資料集がついているのかどうかは不明。

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