【雑談】世界の料理ショー DVD-BOX発売
アニメではなくてバラエティの話題。「世界の料理ショー」は日本では1970年代に放映されていた一風変わった料理番組です。やたら面白かったけど、あれは吹き替えの魅力だったのかなあ。今回のDVD-BOXは現存する日本語版を全て収録しているとか。「空飛ぶモンティ・パイソン」もDVD-BOX化されているから、次は「SOAP」に出て欲しいんだけど無理かなあ。
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アニメではなくてバラエティの話題。「世界の料理ショー」は日本では1970年代に放映されていた一風変わった料理番組です。やたら面白かったけど、あれは吹き替えの魅力だったのかなあ。今回のDVD-BOXは現存する日本語版を全て収録しているとか。「空飛ぶモンティ・パイソン」もDVD-BOX化されているから、次は「SOAP」に出て欲しいんだけど無理かなあ。
「アニメージュオリジナル」2号は12月3日発売だそうです。僕は今回もコラムのみの参加。ちょっと前に校了も済んでいます。どんな内容かは発売前後に書きます。
報告が遅れましたが、次回の「この人に話を聞きたい」について。12月10日売り号の第百十六回で登場していただくのは『空の境界』第五章で監督を務めた平尾隆之さん。原稿も原稿チェックも終わっています。いつも登場していただいた方と僕のツーショットをアップしてますが、今回は撮影の段取りの都合でツーショット写真が撮れませんでした。そんなわけで、取材中の写真をアップします。
以下は追記。勿論『フタコイ オルタナティブ』『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』についての話もうかがいました。『まなび』については「がくえんゆーとぴあ まなびストレート! DIRECTORS’ WORKS」でも平尾さんに話を聞いていますが、また違った感じの話になっています。お楽しみに。
「アニメ様365日」を書いているうちに、自分の記憶が間違っていたり、上書きされている事に気がついた。
『太陽の王子ホルスの大冒険』は中2か中3の時に上映会で観たと記憶していた。その前に「作画汗まみれ」を読んでいて、すでに「制作的な理由で止め絵を使用した」という知識を得ていたと思い込んでいて、それを原稿のネタにしようかと思っていたのだけど、確認をしたら「作画汗まみれ」の連載は1981年からだ。その時に僕は高校2年なので、時期が合わない。「日本アニメーション映画史」は、僕が中1の時に出ていて、これを見ると『太陽の王子ホルスの大冒険』のストップ・モーションを使った部分について「手抜きといわれても仕方がない」という記述がある。「日本アニメーション映画史」にはそれと別に、スタッフが作った小冊子からの引用があり、そこに制作が中断され、スタッフが「計画変更(単純化)」を要求された事が書かれている。その「計画変更(単純化)」が、止め絵に繋がるわけだけど、これを読んだだけで、当時の僕が「制作的な理由で止め絵を使用した」と読み込めるとも思わない。すると、他の記事で「制作的な理由で止め絵を使用した」と知ったのだろうか。むしろ、『太陽の王子ホルスの大冒険』を観た時に、すでにその知識を知っていたという記憶の方が間違っているのかもしれない。
『無敵超人ザンボット3』も上映会で観た。1978年の夏か秋に観たのかと思っていたのだけど、記憶をたぐってみると、1979年の春だったのかもしれない。上映会のゲストに大山のぶ代が来て「今度、『ドラえもん』という番組にドラえもん役で出ます」と言っていたのを覚えている。客達の大半が、大山のぶ代がドラえもんを演じるのが初耳で「え〜〜」と驚いていた。シンエイ動画版の『ドラえもん』がスタートするのが1979年4月だから、上映会があったのは1979年3月くらいだったのかもしれない。
『あしたのジョー2』Blu-ray Disc BOX2がリリースされました。今回も解説書の編集を担当しています。BOX2はちょっと変わった趣向で、書名原稿中心に構成しました。これも作品に対して誠実な仕事になったと思います。具体的には以下の通り。
○署名原稿
板垣伸「『あしたのジョー2』という体験」
中島かずき「ジョーを見続けた男達」
細田守「大人の男」(加筆再録)
小黒祐一郎「須賀清にはなれなかった」
○インタビュー
森本晃司
出崎統(再録)
細田さんの「大人の男」は、コロムビア版のDVDの時に書いてもらった原稿の再録なんですが、DVDの時はとある事情で、原稿のオチの部分が収録できなかったんですね。今回は当初予定された原稿そのものを収録できました。
CDの話。先月『ガンバの冒険』のサントラの新バージョンが発売された。『ガンバの冒険』に関しては前のサントラでも満足していたのだけど、今回はチャプター数51、1時間越えの大ボリューム。ほとんどの曲に聞き覚えがあって、その意味では新たな発見はないのだけど、満足感は大きい。最後に入っている「早瀬川の唄」は本編からの抜き出しだったようだ。この歌が収録されると聞いて、ひょっとしてアフレコで歌われたものと別にレコーディングされていたのかと思ったのだけど、そんなわけないか。今月は「元祖天才バカボン サウンドトラック総集盤」も発売される予定で、こちらも楽しみ。
※小黒の個人的な録画メモです。
11/20(木) 20:00 〜 21:30 NHKハイビジョン 100年インタビュー「宮崎駿」
この前もお伝えしたように、11月23日にはアニメスタイルイベントを開催しない事になりました。その日は別のアニメ関連イベントが開催されます。以下、ロフトプラスワンのHPからの転載です。
…………
「のら犬兄弟のギョーカイ時事放談」ロフトワンスペシャル
「のら犬」を自称するアニメーションプロデューサー達がパーソナリティとしてアニメ業界の「今」と「未来」を語るプログラム「ギョーカイ時事放談」スポンサーの獲得と番組のCD化などでなんかと継続しているいろんな意味でギリギリラジオがいよいよ来年からは有料イベントをスタートする予定です。今回はその試金石ともなる第0回。是非皆様のご参加(お布施)をお待ちしております!!
【出演】
アニメ仮面(里見哲朗)、UPLIFT(伊平 崇耶)、偽まる(川瀬浩平)
OPEN18:30/START19:30
チケット¥1500(飲食別)※当日券のみ
http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/jiji/
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『あしたのジョー2』Blu-ray Discについて、お断りしなくてはいけない事がありました。以前、TV『あしたのジョー2』の予告について調べていると書きました。
その後、他の話数のビデオも入手して、ある程度予告についての情報が集まったのですが、結局「予告はこうだった」と断言できるところまではいきませんでした。解説書のページ数の都合もあって、予告に関しては今回、記事にはしませんでした。申しわけありません。調べた結果は何かの機会に記事にしたいと思います。Blu-ray Disc BOX2のサンプルはもう手元に届いています。どんな解説書になったかは、発売後にでも。
第9回までの「アニメ様365日」の内容を時系列別にまとめてみた。()内はその年の自分の年齢。
1974年(10歳)
・10月『宇宙戦艦ヤマト』放映開始。だけど、本放送は1回しか観てない(アニメ様365日 第5回)。
1976年(12歳)
・夏に「マンガ少年」創刊(アニメ様365日 第2回)。
・12月6日発売の「マンガ少年」の1977年1月号で「特集 テレビアニメ この素晴らしい世界」(アニメ様365日 第2回)。
1977年(13歳)
・春に「月刊OUT」が創刊。2号で『宇宙戦艦ヤマト』特集(アニメ様365日 第9回)。
・8月6日に劇場版『宇宙戦艦ヤマト』公開。だけどこの時は観ていない(アニメ様365日 第5回)。
・10月下旬に「月刊マンガ少年」の臨時増刊「TVアニメの世界」発売(アニメ様365日 第2回)。
1978年(14歳)
・2月号ではじめて「月刊OUT」を手に取る(アニメ様365日 第9回)。
・3月に『宇宙海賊キャプテンハーロック』の放送開始(アニメ様365日 第7回)。
・5月26日「アニメージュ」創刊(アニメ様365日 第9回)。
・8月5日『さらば宇宙戦艦ヤマト —愛の戦士たち—』公開(アニメ様365日 第8回)。
第1回で『魔女っ子メグちゃん』で作画監督を意識したのは1977年頃と書いたけれど、1978年頭かもしれないなあ。
お詫びです。次回アニメイベントを11月23日開催予定と告知していましたが、諸般の事情で、この日には開催しない事になりました。次回イベントは1月以降になると思います。申しわけありませんでした。
『かんなぎ』2巻の完全生産限定版のブックレットは「OUT」仕様だそうです。Amazonに画像が上がっています。
これは見事に「OUT」ですね。懐かしい。ただし、80ページの内、「OUT」っぽいノリのページは一部だそうです。詳しくは、小林治さんのブログをどうぞ。
WEBアニメスタイルのmini newsで紹介した『エウレカセブン』Blu-ray BOX 1とDVD-BOXが[Amazon]で予約できるようになりました。
昨日、新しいアニメージュが手元に届きました。今月、ウチがやったのは、例によって「この人に話を聞きたい」と「設定資料FILE」です。
「この人に話を聞きたい」第百十五回は、前にも書いたように若林厚史さん。今回も面白い記事になったと思います。当然、『幽★遊★白書』や『ナルト』の話も聞いています。作画マニアの方もどうぞ。「設定資料FILE」vol.133は『屍姫 赫』。とにかくキャラクターの数が多くて苦労しました。
始まる前は「なんだこのキャラクターは?」と思ったけれど、始まってみれば、『ねぎぼうずのあさたろう』は実に東映らしい正統派時代劇。自分が子供の頃にTVで観ていた時代劇の印象に近い。それから「東映らしい」とは思ったけれど、よく考えてみたら、東映アニメーションとしても、こんなにいかにも時代劇らしい時代劇を作ったのって、初めてじゃないか。また、このアクの強いキャラクターも東映アニメーションらしい。放映された中だと、2話の出来がよかった。
『のらみみ2』とか『ねぎぼうずのあさたろう』とか渋い作品の感想が続いているけど、ちゃんと他の番組も観てますよ。単に書くきっかけがないだけで。
また『のらみみ2』の話題。4話は安濃高志さんのコンテ。Aパートのストロガノフの話が面白かった。川原にいるのらみみ達の描写と、ハローキッズ59号店にいるのらみみ達の描写が交互にあり、最後に、実は片方がある登場人物の夢だと分かる。しかも、夢の世界から携帯でかけた電話が、現実世界に繋がって……というウルトラ展開(夢の中から電話がかかってきたように見えるだけという解釈もできる)。最初に川原からハローキッズ59号店に場面が変わる時の暗転が効いていた。幻想的な描写も面白かった。
今日の「サムシング吉松の死んぢゃえばいいのに!」の原稿は、ヒトコトを書いてから届いたんですが、これは痛いところを突かれた(笑)。
●「サムシング吉松の死んぢゃえばいいのに!」第812回 新コラムの命名を
自分でもこのコラムを書いてて「まるで人生のまとめに入ったみたいだなあ」と思ってました。ずっと昔の事から順に書いていくつもりでは無いんですけど、しばらくは今の調子で進んで、途中から時系列バラバラになる予定です。
●アニメ様365日
第1回 『魔女っ子メグちゃん』
第2回 「マンガ少年」
『キャシャーンSins』を最新5話まで観た。実は制作初期に、設定やストーリー案を見ているのだけど、予想していたよりずっと良かった。
全編の雰囲気というか、トーンが面白い。山内演出全開だ。ストーリー構成もしっかりしていて、大人向けの仕上がり。オリジナルの『キャシャーン』同様に悲壮感のある内容なんだけど、悲壮感の方向が違う。オリジナルが「機械対人間」の話だったのに対して、『キャシャーンSins』は機械も人間も滅びの道を歩んでいるあたりに、作られた時代の違いがあるというわけだ。5話までの段階で山内さんの演出率も、馬越さんの作監率が高い。それが作品のトーンが維持されている理由のひとつなのだろうけど、今後、作風に関してバラエティに富んでいくのか、トーンを維持していくのか。どっちに行くのかが楽しみ。
「タツノコ原作で、マッドハウス制作なのに『聖闘士星矢』っぽい」というのは、あちこちで言われていると思う。それとは別に、マッドハウスのカラーと、山内演出がマッチしているのが興味深い。山内さんは東映出身だけど、東映内の演出家としてはかなり感覚的な作品を作る人。つまり、虫プロっぽい作風だった(荒木伸吾さんが、コンテが出崎さんに近いと評していた)。山内さんの演出の方向性は東映時代と変わっていないのだけど、それがマッドハウスに行って真価を発揮しているのは、やはり虫プロ系同士で相性がいいという事でもあるのだろう(勿論、マッドハウスの企画の方向性のためでもある)。
※小黒の個人的な録画メモです。
11/5(水) 00:00 〜 00:55 衛星第二 BSアニメ夜話 電脳コイル
11/6(木) 00:00 〜 00:55 衛星第二 BSアニメ夜話 ガンバの冒険
11/7(金) 00:00 〜 00:55 衛星第二 BSアニメ夜話 天元突破グレンラガン
『苺ましまろ』の廉価版DVDが今月リリース。同じくジェネオンの『これが私の御主人様』は12月。こちらもお手頃価格。
来年1月から『苺ましまろ』OVAシリーズもスタート。こちらも楽しみ。
大槻ケンヂと絶望少女達のファーストアルバムが12月10日に発売。DVD付きと通常版の二種類がリリースされます。「空想ルンバ」と「人として軸がぶれている」のリアレンジもあり。曲名に関しては以下を参照。
AmazonだとDVD付きだけが割引されて、通常版より安くなるという珍現象が。
しばらく前にアニドウさんから出た豪華本。とにかく画が大きくて(原寸より大きなものもあるのでは?)、印刷もきれいで、見応えはなかなか。収録されているのはキャラクター原案が多いが、原画も幾つか掲載。『太陽の王子ホルスの大冒険』のルサンとピリアの結婚式の原画がよかった。波をピックアップしたページもあり。各作品に関する小田部さん自身のコメントも掲載。もっと原画を見たいとも思ったけれど、それはそれとして、満足。
『のらみみ2』3話を観る。Aパートの「我らチョコハット団」は全編トメ絵(背景画でキャラクターを描いている)で、ゲストキャラのモノローグで大半進むという異色の構成。実は、話次第はあまり派手ではないのだが、語り口で面白くしている感じ。脚本だけでなく、コンテと演出も中村誠さんが担当。やるなあ。Bパート「みずあめプレーボール」は野球モノ。遊びも多くて、ちょっとした異色編。ピッチャーのツメが割れるのはトムス・エンタテインメントのセルフパロディ?
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