昨日『チェブラーシカ』と『くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~』を観てきた。またまた近くの劇場での公開最終日での鑑賞だった。悪いクセだ。実は『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』もまだ観に行っていない。公開中に時間をとってなんとか劇場に行きたい。
『チェブラーシカ』に関しては「WEBアニメスタイル」で中村誠監督に取材している。
『チェブラーシカ』中村誠監督インタビュー
前編 この世界は実在する、という感じを出したかった
後編 ロシアの観客に言われて、いちばん嬉しかった言葉
『劇場版AIR』『劇場版CLANNAD』の脚本、『のらみみ』では演出を担当した彼が、どういった経緯で『チェブラーシカ』を手がけるのことになったのかが気になっていたのだ。取材直前に試写会へ呼んでいただいたのだけれど、確か他の取材があったために行けなかった。
本編を観ていないので、『チェブラーシカ』の取材は編集部の岡本君に任せたのだけれど、取材に立ち会って、さらに他の人の評も聞いてしまったので、本編を観ていないのになんとなく観たような気がしてしまっていた。いや、それはマズいだろう、と思い直して劇場に足を運んだ。とまあ、そんな経緯だ。
僕はオリジナルの『チェブラーシカ』を観てはいるけれど、思い入れがあるわけではない。一応、そういう人間の感想だ。アニメーションとして、よくできている。感想としてはその一言。細部に気を使ってつくっている感じもよかった。話の運びやゲストキャラクターが、どこか日本風になっている気もするけれど、それも悪くない。映画としては短いし、話もあっさりしているが、同時上映の『くまのがっこう』とまとめて観ると、子ども向けの映画としてはちょうどいいくらいのボリュームかもしれない。
日本の企業が出資して、日本のスタッフが中心となり、商業作品として『チェブラーシカ』の続編を作って、作りきった。それは素晴らしいことだと思った。
『くまのがっこう』については別項として書く。