『宇宙戦艦ヤマト 2199』試写会に行ってきた。
昨夜、『宇宙戦艦ヤマト 2199』のマスコミ試写会に行ってきた。上映されたのは第1話と第2話に相当する第一章「遥かなる旅立ち」で、期待どおりの充実した仕上がり。PVのイメージ通り、オリジナルへのリスペクトたっぷりで、同時に現代的に洗練されたフィルムになっていた。CGや作画のクオリティも高い。オリジナルを知らない若いアニメファンでも楽しめるだろうし、昔からの『ヤマト』ファンが「おお、この部分をこうしたのか!」と驚いたり、感心したりするポイントがいくつもある。作り手が情熱をこめた作品であるのは間違いない。勿論、オリジナルと違うところもあるだけれど、ここまで作っているのなら文句をつける気にはならない。
感心したポイントについて、具体的なことをここで書きたくてたまらないのだけれど、それは4月の劇場公開まで我慢しなくてはいけない。今回の『ヤマト』に関しても、宇宙描写がスクリーン映えする。ファンの方々には、劇場に足をはこぶことをお勧めする。
キャストに関しても納得できるものが多いが、特に森雪役の桑島法子が素晴らしい。アニメーション制作の中心がXEBECであり、クレジットを見ると『機動戦艦ナデシコ』に参加したメンバーも少なくない。『機動戦艦ナデシコ』を作ったXEBECが新生『ヤマト』を制作し、同作でミスマル・ユリカを演じた桑島法子が森雪を演じたのには、なにやら感慨深い。
他の感想は、また別の機会に。
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