Eテレの『ふしぎの海のナディア』は今日から「島編」
Eテレの『ふしぎの海のナディア』デジタルリマスター版は、本日放映の23回「小さな漂流者」から、通称「島編」に突入します。
未見の方は、今までのシリーズとのギャップに驚くことになるのではないかと。「島編」が本調子になるのは来週の24話「リンカーン島」からです。
« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »
Eテレの『ふしぎの海のナディア』デジタルリマスター版は、本日放映の23回「小さな漂流者」から、通称「島編」に突入します。
未見の方は、今までのシリーズとのギャップに驚くことになるのではないかと。「島編」が本調子になるのは来週の24話「リンカーン島」からです。
PV『中二病でも恋がしたい!Lite』が公開された。『中二病でも恋がしたい!』本編とは別のミニストーリーだそうだ。
『009 RE:CYBORG』本予告編が公開されました。『009 RE:CYBORG』は「アニメスタイル002」でもドカンと取り扱いますよ。
10月26日(金)にアキバシアターで、イベント「暗黒大将軍ナイト」が開催されます。1974年公開の劇場作品『マジンガーZ対暗黒大将軍』と2003年リリースのOVA『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』を2本立てで上映するというマニアックなプログラムです。トークのゲストは両作を手がけた西沢信孝監督とむらた雅彦監督。僕も司会で参加します。詳しくは以下を。
新番組も大量に始まるけれど、再放送で気になるタイトルも多い。以下は関東限定の話題。
TOKYO MXでは『STAR DRIVER 輝きのタクト』『BLACK LAGOON』『みなみけ』など。『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』はTRUE ROUTEスペシャル版。
■リンク→TOKYO MX * アニメポータル!
テレ玉では『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』等。『巨人の星・特別編 猛虎 花形満』も始まるなあ。
■リンク→テレ玉・アニメページ
『みなみけ』は最初のシリーズがTOKYO MXで、『おかわり』がチバテレ、tvk、テレ玉で放映される模様。
■リンク→『みなみけ』公式
ハードディスクの容量よりもプログラム数の方が問題だ。
新番組に関しては「WEBアニメスタイル」の「【情報局】TVアニメ・ピックアップ120919 秋の新番組は39本!」をどうぞ。
先日、「アニメスタイル002」の今石さんのイラストラフがあがりました。毎度お馴染みアニメスタイルちゃんです。「アニメスタイル001」のアニメスタイルちゃんのイラストは、再出発の意味を込めて、「アニメスタイル・第1期」イラストのリメイクでしたが、今回はオリジナルです。
「季刊岡田麿里」のイラストもあがってきました。「季刊岡田麿里」は毎号違った方に、岡田さんのイラストを描いてもらうのがコンセプトです。「アニメスタイル002」の描き手が誰なのかは、本ができてからのお楽しみ。実は雑誌「アニメスタイル」で先行して依頼を進めているのがこのコーナーで、「アニメスタイル003」のイラストも発注済みです。
「アニメスタイル001」を購入していない方に説明すると、「アニメスタイル001」では、佐藤順一さん描きおろしの岡田麿里さん」を掲載しました。
「アニメスタイル002」の予約も近々に始まる予定です。
今日はマッドハウスさんがお借りしている倉庫に行って、『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の原画を漁ってきました。通常TVシリーズの原画は、制作が終わったら破棄してしまうのですが、たまたま『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の原画は残っていたのです。文字通り「漁る」という感じした。
大量のカット袋を見ることができて眼福眼福。それと実際にカット袋を見るといろいろと勉強になります。たとえば『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』のオープニングは、作画の力も大きいですが、森山洋さんのイメージが強く映像に反映されていることが分かります(森山さんのオーブニングでの役職はイメージボード、絵コンテ[共同])。逆に森山洋さんは、田中将賀さんの画風を意識してイメージボードを描いたのだろうか? という疑問も生まれたり。
原画を使ってページ構成をするのも、キャプションを描くのも、やっぱりカット袋を見ていると違ってきます。記事づくりにあたっては、なるべくデータ化されたものではなく、素材そのものを見たいものです。
『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の原画は「アニメスタイル002」の田中将賀さん特集で掲載する予定。ここまで大袈裟に書きましたが、掲載するのは数点のはず。
『つり球』オールナイトのチケットですが、昨日の段階で、チケットびあ分も、新文芸坐分も完売したそうです。皆さま、ありがとうございました。
昨日の編集部通信[10]で『つり球』オールナイトを企画中とお知らせしたばかりですが、イベントタイトル、開催日等が決定しました。イベントタイトルは「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 32 『つり球』朝まで夜釣りだ!秋のアニメ祭り」。開催日は10月27日(土)。上映内容は『つり球』全話で、トークのゲストは中村健治監督。
前売りチケットは、新文芸坐とチケットぴあで、9月22日(土)に販売開始となります。皆さま、お楽しみに。
前に少しだけ告知した大橋学さんのトークイベントの日時が決まりました。2012年11月13日(火) です。イベントタイトルは「第67回アニメスタイルイベント 大橋学さんのお話を聞く会」。会場は新宿のロフトプラスワン。
先日のオールナイトに続いて、佐藤順一さんにも出演していただきます。チケット予約などつにいては、また改めてお知らせします。お楽しみに。
ゲーム「PROJECT X ZONE」のオープングアニメはトリガーが制作、雨宮哲が監督だそうだ。上のPVでもオープニング映像の一部が使われている。
オープニングアニメについて、詳しくは公式サイトを。
10月は6日の「再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 1」と別に、もうひとつのオールナイトの企画があります。
内容は『つり球』全話上映で、トークのゲストは中村健治監督。10月27日(土) 開催で企画を進めています。詳細が決まり次第、またお伝えします。皆さま、お楽しみに。
11月のオールナイトも企画中です。
昨日は田中将賀さんの取材でした。田中さんの仕事についての考え方など、たっぷりうかがってきました。取材記事は「アニメスタイル002」に掲載する予定です。お楽しみに。
史上初!「カウボーイビバップ」TVシリーズハイビジョン版&劇場版完全放送(9/12)
TVシリーズ、劇場版ともに12月の放送。
10月6日開催のオールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 31 再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 1」の「映画『クレヨンしんちゃん』予告編大会 その1(仮)」について「第10作目までの予告編のうち8本を上映」と告知しましたが、残り2本の予告フィルムも見つかったそうです。第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』から第10作『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』までの10本の予告を上映します。
当日はジャンケン大会によるプレゼントも予定しています。お楽しみに。
「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 31 再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 1」は新文芸坐窓口で前売り発売中。チケットぴあでは、9月7日から発売。
「まんだらけZENBU」56号にざっと目をとおした。星まことさんのインタビューは、アニメーターの櫻井美知代さん。読みどころの多い記事で、特に櫻井さんが一度だけ参加された『北斗の拳』(56話「美しき拳士レイVSユダ! 男の花道に涙はいらぬ!!」)に触れているのが嬉しい。流石は星さん。
櫻井さんの『北斗の拳』については、以前、コラムに書いた。
アニメ様365日 『北斗の拳』 第207回 作画マニアの『北斗の拳』[WEBアニメスタイル・旧サイト]
56号の「PUFFと怪獣倶楽部の時代 特撮ファンジン風雲録」はケイブンシャの「ウルトラマン大百科」やファンコレの話題も。
昨日はProduction I.Gで、神山健治監督のインタビューでした。テーマは勿論、最新作の『009 RE:CYBORG』。興味深い話をたっぷり聞いてきましたよ。記事は「アニメスタイル002」に掲載します。お楽しみに。
「アニメスタイル002」の取材はもう少し続きます。
久しぶりに、ロフトプラスワンでのトークイベントを企画しています。タイトルは「アニメスタイルイベント 大橋学さんのお話を聞く会」。11月の平日夜の開催になりそうです。詳細は近々に発表します。お楽しみに。
10月6日のオールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 31 再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 1」では、『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』『同 ブリブリ王国の秘宝』『同 雲黒斎の野望』本編に加えて、「映画『クレヨンしんちゃん』予告編大会 その1(仮)」も上映できることになりました。内容は第10作目までの予告編のうち、フィルムで上映できる8本となる予定です。お楽しみに。
「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 31 再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 1」は新文芸坐窓口で前売り発売中。チケットぴあでは、9月7日から発売。
昨日、「WEBアニメスタイル」で「『じょしらく』資料集 キャラクター設定(色見本)」を更新しました。スライドショーになっています。「『じょしらく』水島努監督インタビュー 「萌えアニメ」としてブレずに作っていきたい」とあわせてお楽しみください。
「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 31 再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 1」の参考に、過去の記事をサルベージした。
以下のテキストは、「WEBアニメスタイル」の旧々サイトからもってきたものだ。内容が11作『嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』(2003年)までなのは、2003年9月5日にアップした原稿であるためだ。
⋯⋯⋯⋯
■映画『クレヨンしんちゃん』1~10作
TVで大人気のキャラクターアニメ『クレヨンしんちゃん』の映画版。おなじみ野原しんのすけ、みさえ、ひろし、ひまわり(第5作から)、そしてシロを加えた野原一家のハチャメチャな冒険を、アクションとギャグたっぷりに描く。子供達からの安定した支持と、近年では高年齢層へのアピールも強く、第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』(1993)から数えて11本の長編作品+短編1本が作られた。
本郷みつるが監督を務めた初期4本(1993~1996年)は、ファンタジー色を強く打ち出し、破天荒でありながらリリカルな情感を湛えた傑作揃い。劇場長編としてウェルメイドな完成度を達成した1作目に続き、第2作『ブリブリ王国の秘宝』(1994)ではスケール豊かなストーリーと凝ったアクションで、シリーズの方向性を決定づけた。第3作『雲黒斎の野望』(1995)は、演出の原恵一の時代劇へのこだわりと、ファンタジー性がバランスよく溶け合った快作。湯浅政明デザインによる奔放なイメージの数々も圧巻である。続く『ヘンダーランドの大冒険』(1996)でもメイン舞台設定に湯浅テイストが活かされ、また本郷監督のファンタジー志向がストレートに表れた作品となった。
そして、原恵一監督による6本(1997~2002)は、荒唐無稽さは継承しつつ世俗的で所帯じみた世界観から、やがて家族の絆という普遍のテーマを導き出し、世代を超えて多くのファンを獲得した。特に、第9作『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001)は、21世紀最初の年に過去への郷愁を真正面から謳い、二十代以上(特に万博世代)の胸に深く迫った。本作をきっかけに映画『クレしん』は観客の年齢層を大きく上昇させる事になる。原監督が再び時代劇へのこだわりを注ぎ込んだ渾身の第10作『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(2002)は、普段アニメを無視しがちな批評家からも評価され、第57回毎日映画コンクール・アニメーション映画賞、第6回文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門大賞を獲得した。
さらに、10年という節目を越え、『クレしん』は水島努に監督交代して11作目に突入。異様なキャラ描写を散りばめつつスラップスティックな笑いを畳みかける『嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』(2003)は、原監督の1作目『暗黒タマタマ大追跡』(1997)を想起させるやんちゃな作品となった。
ただでさえアベレージの高いTV版をさらに上回る作画のクオリティは、映画版の見所のひとつ。シンプルな描線の上に表現される、縦横無尽のアニメートが快い。『雲黒斎』の殺陣、『ヘンダー』の追っかけ、『暗黒タマタマ』の夫婦デュエット、『嵐を呼ぶジャングル』の空中戦、『戦国大合戦』の金的アタック、『ヤキニクロード』の自転車チェイスなど、枚挙に暇がない。
ヴィジュアルのみならず、声優陣の好演や、音楽の素晴らしさなど、映画『クレしん』において語るべき点は山ほどある。ともかくまずは全て観てほしいが、本郷監督なら『雲黒斎の野望』、原監督なら『アッパレ! 戦国大合戦』がおすすめ。
⋯⋯⋯⋯
オリジナル記事はこちら。各作品のスタッフデータへのリンクもあり。
「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 31 再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 1」は新文芸坐窓口で前売り発売中。チケットぴあでは、9月7日から発売。
「実写版映画公開記念 アニメ版『ひみつのアッコちゃん』祭り」の細田守監督インタビューのロングバージョンだそうです。
昨夜、オールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 30 ユンカース・カム・ヒアと大橋学のアニメーション」を開催しました。来場された方々、協力してくださった方々、ありがとうございました。イベントレポートは改めて「WEBアニメスタイル」にアップします。
追記
Twitterでの感想等はこちらを
一昨日(平成24年8月30日(木))は、渡辺歩監督のインタビューでした。
実は「月刊アニメスタイル」第6号で、フリーとなった彼が『謎の彼女X』『宇宙兄弟』を同時に監督することをテーマにした取材をするつもりでした。ずっと『ドラえもん』を作ってきた彼が、コアターゲットの思春期ものと、青年誌原作の骨太なドラマにどうアタックするのか、その意気込みを訊く予定であったわけです。ですが、第6号ではタイミングがあわずに断念。
「アニメスタイル002」でようやく取材が実現したわけですが、『謎の彼女X』の放映が終わっていることもあり、もっと大きなテーマでの取材にしました。「渡辺歩の今まで、今、これから」です。お楽しみに。
オールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 30 ユンカース・カム・ヒアと大橋学のアニメーション」は本日開催。当日券もたっぷりあります。お時間に余裕のある方、是非いらしてください。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |