昨日は、イベント「惡の華 ~ハナガサイタヨ会vol.2~」に参加してきました。主演は、長濱監督、原作の押見修造さん。日高男役の植田慎一郎さん、山田正和役の松崎克俊さん(やさしい雨)。以上は前回のイベントにも登場したメンバー。それから音楽の深澤秀行さん、主題歌の志乃咲あさ子さん(宇宙人)、エンディングテークののASA-CHANGさん(ASA-CHANG&巡礼)。テーマは音楽でした。
感想としては「『惡の華』は音楽に関しても“攻め”だった!」。特に長濱さんが、深澤さんに「キャラクターをひとつの音で表現してほしい」というオーダーは、その無茶振りも凄いのだけれど、それに応えた深澤さんも凄い。なるほど、それであの楽曲が誕生したのか。
押見修造さんがASA-CHANGのファンであり、エンディングテーマの「花」は押見さんの要望で使うことになった。これは既存の曲をアレンジしたもので、7話に使われたものがオリジナル。現在、iTunesでオリジナル楽曲の「花」を含むアルバムが販売中です。
志乃咲あさ子さんは人柄が面白かったけれど、どんな人なのかは分からずじまい。さすがは宇宙人。志乃咲は『惡の華』のために50曲の楽曲を書き、厳選されたものが主題歌として使われている4曲なのだそうだ。このあたりは、テーマソングプロデューサーの宮本純乃介さんのお仕事なのだろうなあ、と思って検索したら、長濱さんと志乃咲さんの対談記事がネット上にありました。これがイベントで話題になっていた対談ですね。
アニメシーンを逆走する『惡の華』 しのさきあさこ×長濱博史対談(CINRA)
和気藹々とした楽しいイベントでした。昨日のイベントで情報解禁となったのは、サウンドトラックのタイトルとジャット画像。それから、6月7日のニコ生一挙放送。サウンドトラックのタイトルは「悪の讃歌」です。それから、コンセプトE.P.「惡の花譜」も発売となります。内容は以下のとおり。
【収録曲】
M1: 花 -a last flower- / ASA-CHANG&巡礼
M2: 惡の華 -仲村佐和- / 宇宙人【ゲストボーカル:後藤まりこ】
M3: 惡の華 -春日高男- / 宇宙人【ゲストボーカル:の子】
M4: 惡の華 -佐伯奈々子- / 宇宙人【ゲストボーカル:南波志帆】
M5: 惡の華 -群馬県桐生市- / 宇宙人
M6: 花 -a last flower- (歌無し)
M7: 惡の華 -仲村佐和- (歌無し)
M8: 惡の華 -春日高男- (歌無し)
M9: 惡の華 -佐伯奈々子- (歌無し)
M10: 惡の華 -群馬県桐生市- (歌無し)
他 収録予定
追記。音楽の深澤秀行さん(@eicheph )が山田正和役の松崎克俊さん( @yasacame )のことが好き(?)で「Twitter上でイチャイチャしている」と話題になったので、イチャイチャしているところを確認するためにお二人をフォローしました(笑)。
さらに余談ですが、イベントで松崎のトークを見てから、作品中の山田が、松崎さんにしか見えない! つまり、中学生に見えなくて困っています。3話の実写版映像をご覧になった方はわかると思いますが、見た目も、外見も、立ち振る舞いも「まんま」です。
宮本純乃介さんの仕事を確認したかったのは『さよなら絶望先生』シリーズと通じる、アングラ感がどこから出てきているのか気になったからです。宮本さんは『さよなら絶望先生』シリーズのプロデューサーでもありました。